人間ドック年齢別おすすめ検査【どれを受けたらいいかが分かる!】
一口に人間ドックと言っても、医療機関のサービス内容を調べると非常に沢山の種類があるのが分かります。そのうちのどれを受ければ良いのかについて判断するのは中々難しいことであると言えるでしょう。
それぞれの年代においてどのような人間ドックを受けるべきかについては決められた基準の様なものはありませんので、あくまでも自分の判断で決める必要があります。自分の年齢と予算に応じて受診する人間ドックの種類を検討するようにするのが良いでしょう。
20歳代の人間ドックについて
20歳代で人間ドックを受ける人はまだまだ一般的であるとは言えません。
受けようと考えている人はよほど健康に気を使っている人か、何らかの心配事がある人である場合が多いのではないでしょうか。
この様な医療サービスは継続的に受診を続けることが重要であるため、無理なく支払える範囲のコースを選択し、気になる部分があればピンポイントでの検査を行うのが良いでしょう。
多くの医療機関に2~3万円程度のコースが設定されていますので、その様なコースの選択がお勧めされます。
30~40代の人間ドックについて
30代の半ば以降からは社会保険の補助を受けて人間ドックを利用できるケースが増えてきます。
定期的に検査を行うことで大きな病気を未然に防ぐことが出来ると、効果を認められるようになるのがこの年齢層です。そのため一定の補助金を得ることが出来る場合があるので負担を少なく受診することが出来ます。
興味関心があったけれど金銭的な負担を気にしていた人は、補助金を使用して2~3万円のコースを受診するのがお勧めされます。
また、持病などが出始めるのもこの年齢層ですので、予算に余裕があればワンランク上のコースを検討してみるのも良いでしょう。
50歳代以降の人間ドックについて
通常のコースに加えてがん検診を追加することが推奨される年齢層です。
男性であれば前立腺がんの検査は受けておきたいですし、女性にとっても乳がんなど女性特有のがんには気を使いたいところです。
もっと若い年齢の内から検査を行っても全く問題ありませんので、予算の許す範囲で検査を行うのが良いでしょう。
様々な検査が存在していますが、一定の年齢に達しないと有効な検査が出来ないと考えられている検査としては乳がん検診のマンモグラフィーが有名です。
この種の検査以外は希望に応じて何歳から受けても問題ありませんので、予算と相談しながら検査を行う項目を決めるのが良いでしょう。