人間ドックのドックトーク

仕事が忙しいなど、時間がないことを理由に人間ドックをあきらめていませんか？
今では、忙しい方でも検診できるように人間ドックも変わってきました。

 

半日からでも人間ドックが可能です

人間ドックは、生活習慣病の予防とがんの早期発見などを目的としています。

内容は、法定健診である一般的な健康診断に胃がん検診や腹部の画像検査などを加えて、人間ドックとしている医療機関が多くみられます。

人間ドックと言えば、以前は入院して行う場合が多かったのですが、近頃では半日または１日で終わる日帰り人間ドックと呼ばれるものが主流になってきています。

なぜ半日に短縮されたのか疑問に思いますが、食事をせずに検査を受けるので、空腹状態が長時間続くことは身体によくないため、検診の時間を短縮するよう改善されたことが大きな理由です。

検査技術の進歩や検査の流れを良くする工夫、サービス面での見直しによる待ち時間をなくすことなどの他、以前は医師が医療機関で一般診療とあわせてに行っていたことを、現在では人間ドックだけを専門に行うという体制が整えられてきたため、時間の短縮が可能になりました。

そのため日頃から人間ドックに行く時間がないという忙しい方も、日帰りならかなり受診しやすくなってきました。

日帰り人間ドックでできること

 

検査内容は、主に診察・計測・X線・腹部超音波・肺機能検査・眼科検査・聴力検査・心電図・血液検査・便検査・尿検査・です。

これを受けるとだいたい２時間くらいで終わります。その他に脳ドックやマンモグラフィーなどオプション検査を受けたら４〜５時間ほどで終了します。

医療機関によっては、当日すぐに出た結果について医師から個別に説明を受け、その場で疑問に答えてもらうこともできます。時間がないなど急ぐ場合は、説明を受けずに帰ることもできます。

いずれにしても後日（２〜３週間後）受けた全検査の詳しい結果が郵送されてきます。

時間がないからこそ

年に一度、定期的に人間ドックを受けることで日々感じる健康への疑問を数字の上から、医師の言葉から解消することができたり、あるいはその先の一年間を健康に注意して過ごしたり、ということができるのは健康への道といえます。

ここで最大の疑問は、自分のスケジュールにあう医療機関を見つけることです。
日帰りで行きやすい場所・時間・受診したい項目を決め、ここならと思う医療機関へ先ず足を運ぶと、思っていたよりも早くスムーズに検診は終了するようにできています。

現代は忙しく時間のない人が増え、人間ドックもそのような方に合わせて日進月歩でどんどん改善されてきているのです。