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人間ドックのオプション検査の選び方

人間ドックを受けてみたいけれど一般の健康診断と何が違うのか、またそのメリットやデメリットとは何なのか、わからない方もいらっしゃると思います。
また年代別にどのオプション検査項目を加えればより効果的な検査を受けることができるのかを知っておきたいという方もいらっしゃると思います。

人間ドックとはいったい何の検査なのか

人間ドックというと、まず思い浮かべるのがガン検査や脳の検査などと思われがちですが、実際はそうではなく会社などで行われる健康診断にプラスして、エコー検査や、血液検査項目の追加程度となっています。なので脳ドックや心臓ドック、がん検査などは通常はオプション検査として扱っている医療機関がほとんどです。

医療機関によって呼び名は異なりますが、胃がん検診パック、腹部画像検査付きなどと紹介されているので、人間ドックを受診する場合には必ず検診項目の確認を行います。

人間ドックの年代別オプション検査の選び方

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二十代男性の場合、会社で健康診断を受けている方は、特に新たに加える検査はありませんが、健康診断を受けていなくて太り気味の方は人間ドックを受けたほうが良いでしょう。

二十代女性の場合には子宮がん検診、乳がん検診を加えます。
特に今は若い世代での乳がんが増えているので、必ず行うようにします。

三十代男性の場合には、胃がん検診・大腸がん検診を受けます。
また喫煙者の場合には、合わせて胸部単純x線撮影を行います。

三十代女性の場合には、骨密度検査、大腸がん検査、乳がん検査、胸部単純x線撮影を加えます。特に大腸がんは女性部位別死亡率一位のがんなので必ず受けるようにします。

四十代男性・女性とともに心電図検査、肺がん検査、脳ドックなどの検査を加えます。

五十代男性の場合、前立腺がん、心臓ドック、五十代女性では心臓ドックを加えます。

人間ドックを受けるメリット・デメリットは

人間ドックのメリットとは、自分自身の現在の健康状態、糖尿病など一部過去の一定期間の健康状態も知ることができるようになっています。しかも一般的な健康診断に加えて、定期的な健康診断ではわからない部位や気づきにくい部位であったり、外見からは本来見過ごしてしまう症状の現状がわかるようになっています。

またオプション検査の腹部画像検査を追加することで、なかなか見つかりにくい病状を発見することができるようになります。定期的に受けることにより、自身の病気に対する予防対策の一つとして、安心を得られることが最大のメリットと言えます。

反対にデメリットは検診費用に保険がきかないということです。
しかし市町村の補助や、会社勤めの人は会社から補助があったりするので、上手に利用して検査を受けましょう。

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