人間ドックの一泊ドック(一泊二日)のメリット
ある年齢を超えると、身体の器官に異常が出始めることがあります。
特に35歳以上の方にはこのリスクが高まると言われています。
またガンや生活習慣病にかかるリスクが上昇してしまうこともあるでしょう。
ですから人間ドックを若いうちから受けておくことが必要になるのです。
おススメの人間ドッグ
人間ドックには日帰りのものもありますが、ここでおすすめしたいのは一泊ドックです。
確かに忙しい社会人の方などにとって一泊ドックを受けるのは非常に難しいことかもしれません。日帰りドックですら受ける時間がないという方も多いでしょう。しかし自分の将来の健康がかかっているのですから、やはり受診しておくことが良いのです。
そしてせっかく人間ドックを受けるのであれば、一泊ドックにしておく方が良いでしょう。
ではその一泊ドックのメリットについて紹介しましょう。
まず何よりも一泊することでより精密な検査を受けることができるというものがあります。
例えば上部・下部消化管内視鏡検査や超音波検査、女性であればマンモグラフィー検査や子宮細胞診などを落ち着いて受けることは日帰りプランではできません。
また便検査も免疫学的便潜血反応というものの2日法というより精密なものを受けることができます。
宿泊でしか出来ない検査もある
さらに宿泊でないと実施できない操作があります。
それは大腸内視鏡検査です。こちらは胃の検査と同じように内部を綺麗にしてからでなければ検査を行うことができません。
ですから強力な下剤を使用してから検査が行われます。
また痛みも伴う検査ですから一時的に麻酔を使用して検査を行います。
大腸内視鏡検査にはこのような方法がとられるので、回復に時間がかかりますの宿泊で十分な時間を確保することができます。
金額について
このように様々な特殊な検診を行う子ことのできる一泊ドックですが、その相場は7万円から10万円となっています。また高級ホテルなどとの宿泊とセットされた30万円以上のプランもあります。
日帰りドックが3万円から6万円なので、オプションなども含めると倍近いお金がかかるケースも多いので、つい「日帰りでいいや」となってしまうことも多いです。
ですから必要のないタイミングでは日帰りで済ませてしまいがちです。
しかし健康診断の結果が悪くなっていたり、突然太ったりした場合には何らかの異常が体の内部で起きている証拠です。
このような場合はやはり一泊して精密な検診を受けるべきと言えます。
また30代、40代という年齢ごとの区切りでは大型の人間ドックを受けておくのが良いでしょう