人間ドックではどのような検査が行われているのか
一口に人間ドックと言っても様々なコースや検査項目などがあり、人によってどのような検査内容が行われるのかわからない人もいると思います。コースや検査内容を知れば、安心感も出てくるし医療機関を選ぶ際の目安となると思います。
人間ドックにはどのようなコースがあるのか
人間ドックには体全体の検査を行う全身ドックと、それぞれの部位ごとに徹底した検査を行う脳ドックや心臓ドックなどがあります。
またがんに特化して検査を行うがんドックや、女性特有の病気を発見するレディースドックなどがあります。
しかし医療機関の施設ごとに行われる検査項目は違いますし、また検査機器が十分でない施設とMRIや最新のCTなどが揃っている医療施設では、検査項目と精度にも雲泥の差があります。
料金の安さにつられて受信したら普通の健康診断と変わらないといったトラブルもありますので、検査を受ける施設を選ぶときには料金よりも検査項目と見つかる病気の種類に注目することが大切です。
人間ドックでは主にどのような検査があるのか
人間ドックで行われる主な検査にはいくつかあります。
一つ目は内視鏡検査で、高性能のカメラを先端に付けたチューブを体内に投入して行う検査のことです。
二つ目がコンピューター断層で、これは体に全方向からx線を照射して撮影した画像をコンピューター処理して行う検査のことです。
三つ目が緒音波診断優勝エコーで、体に超音波を当て、その反射を解析して映像化する検査のことです。
四つ目が腫瘍マーカーで、血液検査により、がんや腫瘍を見つける検査になっています。
五つ目がPET検診で、陽電子放射線断層撮影により眼を細胞レベルで見つける検査のことです。人間ドックではこれらの検査項目と検査をする部位とを組み合わせてがんドックや心臓ドックといったコースに仕立てることが多いのです。
どのような医療機関を選んだらよいのか
どの検査項目までが基本プランに組み込んであるか医療機関によって違いがあります。
プラン名・コース名を見ただけではどの検査が基本プランに含まれているか、人間ドックを受ける側はわからないので、検査を受ける医療機関のwebサイトやパンフレットなどに目を通して確認しましょう。
またほとんどの医療機関ではオプション検査と言って、あらかじめ用意されたプランのほかに希望すれば追加で検査を行ってくれますが、それらを合算すると、思いがけず高額になってしまう可能性が出てきます。なるべく最初から自分の受けたい検査項目を含んだコースを探して受診したほうが無難です。