人間ドックに関する情報をお届けします!

人間ドックで健康対策の指針を作る

健康診断で異常な数値を指摘されることはよくありますが、なかなか簡単には改善できません。多くの場合には、生活習慣から来ており、食生活や運動不足が原因となっていることがほとんどです。従って、習慣的に生活を改善していくのが良いのですが、そんな時に役立つのが人間ドックを利用する方法です。

健康保険で受ける人間ドックを利用する

通常は、健康保険などで年に一回の健康診断をうけますが、この時に血液検査で血糖値やコレステロール値などの数値の異常を指摘されたりします。
体重などは、自宅で毎日測定することができますが、血液検査はこのような機会がないと測定できません。

そこで、人間ドックの検査を指針として、検査を受ける数か月間については、食生活の改善をしたり適度な運動を毎日行うようにします。その結果、明らかに数値の改善がみられる場合には、有効性があるということで今の生活を継続していきます。

自治体で実施される人間ドックも利用する

2-21

血液検査による数値が改善したとしても、年に1回だけの検査ということでは結構根気のいる作業となってしまいます。そこで、自治体が実施している人間ドックがある場合には、血液検査目的でこれにも参加しましょう

指定年齢に達していれば無料で受けられることもありますし、基本的には低コストで検査が受けられますので、これも指針とすることで年に2回の目標ができることになります。

毎日、お酒の量が多い場合には、禁酒もしくは量を減らすことで意外と簡単に数値が改善することもありますが、体重やコレステロール値などはそう簡単には改善しません。
これらの場合には、半年くらいから1年は時間をかけたいところですので、年に2回の指針があると大変有効です。

気になる部分は専門の人間ドックを受けてみる

数値がなかなか改善しない場合や気になる部分があるケースでは、専門の人間ドックを受けてみるのもよいでしょう。

血液検査などの通常のものではなく、脳ドックや胃がん検診、大腸検診、あるいは、体全身のがんの検査ができるPET検査などで詳しく検査を受けることができます
これらの専門の人間ドックは通常は年に1回とか数年に1回の頻度で受けることになりますが、この検査も指針とすることで非常に重要な役割を果たしてくれます。

脳梗塞にせよ、がんにせよ、その予兆を感じ取り早期発見することでほとんどの場合には大事に至らないケースとなりますし、結局は安あがりということになるのです。

関連記事