大腸内視鏡受ける前に知っておきたいこと3つ
大腸内視鏡は病気の早期発見には欠かせないものです。
大変な事態になる前に勇気を出して人間ドックで検査を受けましょう。
意外と知らない大腸内視鏡の概要とは
大腸内視鏡は肛門から内視鏡を入れ、大腸全体を中から見ることが出来ます。
この検査によって大腸癌の発見に繋がり早くに対処することが可能です。
大腸癌が原因の死亡者数は年々増加していて、その背景には自覚症状が出にくく気づいた時には手遅れになるケースが後を絶たないからです。
ですので、早期発見可能なこの検査は命を救う検査と言えるでしょう。
しかしこの検査のイメージと言えば大変だったり辛そうということが思い浮かびます。
このイメージとは裏腹に最近では機器や技術の進歩が目覚ましいため苦痛なく検査を終えられる方も大勢居ることも事実です。
また大腸内視鏡の一番大きな意味である、病気の早期発見が可能なのでぜひ受けるべき検査です。
大腸癌は早期発見で治る病気なので、早くに見つけて対処することが肝心です。
人間ドックでの大腸内視鏡の流れ
検査は人間ドックで行われる便潜血検査で陽性だった場合に行われます。
医療機関によって異なりますが、便潜血検査の結果を待たずとも検査を行うパターンもあり様々です。
ですので、事前に確認しておくと間違いないでしょう。
またどうしても抵抗があったり痛みが心配な人には麻酔を使ってくれる医療機関もありますのでこちらも下調べをしておきましょう。
検査の流れとしては検査の前に下剤を飲んでおきます。
ほとんどのところが前日に下剤を飲むことをすすめています。
その後、大腸の洗浄を開始します。
大腸の洗浄は数時間かかります。
洗浄後に大腸内視鏡を行い検査終了となります。
案外時間がかかりますが、大切な検査でどの過程も省くことは出来ません。
結果は郵送してくれる場合もありますし、直接聞きに行っても良いです。
もし人間ドックで異常が見つかってしまったら
検査を受け大腸内になんらかの異常があっても過度に心配したり慌てる必要はありません。
検査で見つかった場合には良性であったり早い段階で見つかることがほとんどだからです。
もし、そうでなくともこの段階で見つかったのだからとプラスに考え、じっくりと治療に取り組みましょう。
人間ドックは仕事が忙しかったり時間がないと受診することを怠ってしまいがちですが、忘れずに定期的に受けることによって自分や大切な人の日常を守ることに繋がります。