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もしも人間ドックで異常が見つかったら

定期健康診断は受信するけれども、人間ドックは受信しないという人は少なくありません。中には、定期健康診断を受診しているので、必要ないと感じている人もいますが、実は内容は異なりますので、しっかりと理解した上で定期的に検査を受けるべきですし、もしも異常が見つかったら早期に対処することが大切です。

検査には違いがある

まず、その目的ですが、両者とも現在の健康状態を明らかにし、健康異常に対する早期発見と健康保持を行うという点では同じですが、その検査項目は全く異なります

定期健康は糖尿病など生活習慣病のリスクに対する検査が中心ですが、人間ドックは検査項目が多岐になり、基礎ドックとより専門的な専門ドックに大別され、自分の不安な部分を集中的に検査することができます。

脳ドック、心臓ドック、乳がん検診、PET検査などが、専門ドックにあたります
それ故に、定期健康診断よりも病気が見つかりやすいのはいうまでもありません。

費用の違いもある

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ただし、検査項目が異なる分、費用も大きく異なります
定期健康診断は、労働安全衛生法で年に1回以上行うことが義務付けられていることもあり、会社が経費を負担している事も多く、無料か高くても1万円程度です。

対する人間ドックは基礎ドックは2から5万円程度ですが、専門ドックを付加していくと10万円を超える場合もありますので、定期的に検査する場合は、全てのオプションを選択するのではなく、数年でローテーションする人も少なくありません。

検査結果はしっかりと見てその後に備える

さて、人間ドックを受信すると、当然、検査データが送られてきますが、ほとんどの人が中身を見るのが怖いと聞きます。
しかしながら、検査データは病気の有無を調べるための総合的な判断材料として活用されるものですから、例え異常値が見つかったとしても、即病気だとは言えません。

そこから、専門医に再度、異常が出た項目について詳細な検査を行い、病気だと診断されれば、治療法が検討されるのです。
つまり、人間ドックにおいて、病気か否かの判断はできないということになります。

検査データで異常が見つかったら、狼狽えることなく、その内容を前向きに捉え一刻も早く、専門医の診察を受けることが大切です。

もちろん、人間ドックを受けた病院でも構いませんし、専門医を紹介してもらうことも可能です。大切なのは、病気だと自分で決めつけて狼狽えることであり、怖くなって医師の診断を受けないことです。

医療の進歩とともに、検査技術も向上し様々な病気が早期発見できるようになりました。
どのような病気でも早期発見、早期治療を行うことで、完治の可能性は特段に向上します。そのためにも、検査結果を恐れず定期的に人間ドック受信することがとても重要です。

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