明日は人間ドック!検査前日のアルコール摂取は大丈夫?
普段自治体や会社などの定期健康診断を受けているので人間ドックは受けない、そんな風に考えている人は少なくありません。
病気を初期段階で発見するための人間ドック
働き盛りの年代の人は仕事が忙しく、なかなかゆっくりと人間ドックを受診する時間をとれないという人もいるのですが、通常の定期検診では発見できないような初期段階の病気を見つけられる可能性が高いのが人間ドックです。
一般的な定期健康診断は本当に基本的な項目だけというところが多く、実際にはそれだけでは病気が初期の段階のものまで正確に発見することは困難です。
病気で具合が悪くなってから病院を受診するのが一般的だという考え方はすぐにでも改め、病気は初期段階で発見して治療につなげることで、命の危険を伴うような病気であっても回復の見込みが格段に高まるという意識を持つことが重要です。
人間ドックをためらう理由①費用の問題
人間ドックを受診することをためらう理由の一つに費用の問題もあります。
通常は人間ドックを受診するには数万円の負担がかかる上、特定の部位に特化した検査に関してはさらにオプションになっている医療機関も少なくありません。
たばこを吸う人なら肺検診、女性なら子宮がんや乳がん検診などのように、通常の人間ドックの検査項目とは別にオプション料金を支払って検査を受けることになるものもあります。
けれど会社や自治体から受診のための補助が出ることもあるので、事前に確かめれば自己負担を少し軽くすることもできます。
人間ドックをためらう理由②前日の制約
そして人間ドックを受診することを面倒がることの理由の一つに前日の様々な制約を上げる人もいます。
受診する前日は検査項目によっては、してはいけないことなどが細かく設定されています。
前日アルコールを飲んだかどうかで検査結果が正確に出せない場合もあるので、たった一日の事なので、できれば検査前日はアルコールは控えるのがおすすめです。
アルコールの制限が特にかかっていないからと言って飲みすぎると、そのことによって再検査になる可能性もあり、それこそ時間と労力の無駄遣いにつながります。
検査項目によっていろいろと注意点がありますが、医療機関の注意に沿って前日の食事や睡眠時間、運動などの制限をきちんと守るようにしなければ、せっかくの検査が正確に行えなくなってしまいます。
せっかく貴重な時間とお金を使って人間ドックを受けるのですから、アルコールを含め前日の決まりごとを守らなかったことで見かけ上の異常所見が出てしまうようなことは、できれば避けたいものです。