人間ドックでピロリ菌も検査してもらえるのか?
健康志向の高まりによって生活習慣の見直しや食事改善を行う人が増えていますが、ただそれらの行動はあくまでリスク軽減であり実際に自らの体で起こっていることを正確に判断することは難しいと言えます。
自分では気づかない間に病魔が体をむしばみ人生にとって障害になる可能性をゼロにするのは難しいので、そこで限りなくゼロにする努力として利用すると良いのが人間ドックなのです。
人間ドックとは
人間ドックというのは、これまで病気にかかってから自らの体の内部で起こっていることを調べるために使っていた医療機器を病気になる以前の異常のない状態で医療機器を使うことです。
健康な状態と言うのは痛みも苦しみもない状態という定義になるのですが、ただ痛みも苦しみもない状態であったとしても体の中で常に異常と戦っている状態なのです。
この異常の原因が健康な状態を上回ると病気になるため、その病気が異常となって表れる前に発見できて対処できれば重症となる前に完治を目指せることになり最終目的の限りなくゼロにする努力となります。
特にその恩恵にあずかれるのが、近年40代以上に増えている厄介な病であるピロリ菌です。
40代以上に広がるピロリ菌とは
40代以上の年代で広がる病の一つに急性胃炎が蔓延しているのですが、胃炎は暴飲暴食だったり喫煙やストレスによって胃の粘膜が痛み事で起こるものです。
しかしその急性胃炎の原因となるこれらの要因を行っていないのにもかかわらず急性胃炎を発症するのにはピロリ菌が関係してるためです。
ピロリ菌は自然界の水中に潜む微生物で、その微生物が入っている水を飲むことによって感染します。
ピロリ菌に感染すると胃の組織表面にとりついたと同時に体表面をアルカリ性のアンモニアで覆うことによって、酸性の属する胃の粘液の効果を受け付けないと共に酸性を帯びている胃の組織をアルカリで分解するのです。
特に厄介なのは感染して数年は症状が出ないことであり、先に言った40代以上になった体の抵抗力が落ち始めると同時に初めて症状が出始めることが多いのです。
人間ドックで検査してもらえるのか
感染して数年は症状が出ずある程度の年代に入って初めて発症する事が厄介であり、その状態を知らずに放置をすると胃炎から胃がんに発展する可能性があり放置はできないのです。
そこで先に言った病気発症率を限りなくゼロにする人間ドックで、この細菌も見つけるための検査ができるかが大事になります。
出来るのかという観点でいえば出来るが正解です。
基本的に人間ドックには喉や声帯そして肺に通じる気道そして胃の内部を調べる胃カメラがあり、それらを調べる過程で胃の粘膜の状態も調べることから検査をしてもらえます。