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人間ドックの検査結果「LDLコレステロール」とは

人間ドックでは様々な検査を行うことが出来ますが、最も種類が多く有益な情報を教えてくれるのが血液です。

血液検査の中には通常の職場の健康診断でも行われる項目も含まれますが、人間ドックでは非常に数多くの種類を行うことが出来るため、得ることの出来る情報も非常に多くなってきます。

血液検査に関してはその一つ一つに意味があるため、内容をしっかりと理解することによって人間ドックの結果などをより有効に活用できるようになります。

 

近年注目を浴びている項目について

血液検査には非常に様々な検査項目がありますが、その中には近年になって重要視されるようになってきた項目も少なくありません。
例えばLDLコレステロールはその一つであると言えるでしょう。

昔から知られていた項目ではありますが、近年になってメタボリックシンドローム予防のために行われる特定検診の必須項目としても選ばれるようになりました。そのため現在では人間ドックだけではなく職場の定期検診でも広く行われるようになってきています。

そんなLDLコレステロールは脂質代謝を調べるために行われており、正常範囲内に収まらない状態の場合には何らかの生活改善が必要になります。

LDLコレステロールで分かること

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LDLコレステロールとは、いわゆる悪玉コレステロールのことを意味する言葉です。動脈硬化を促進することが知られており、健康に重要な影響を及ぼすことが知られています。

健康診断や人間ドックではこのLDLコレステロールが正常範囲内にあるかどうかが確認できますので、万が一正常範囲を逸脱している様なことがあれば生活習慣の改善により状況を良くして行く様に努力する必要があると言えます。

LDLコレステロールの改善のために出来ること

いわゆる脂質異常症はLDLコレステロールが正常範囲を超えて高すぎる場合が多いと言えます。その様な場合は食生活の改善が有効に作用する場合が多いため、まずは食習慣の見直しが必要になります。

まず第一に動物性脂肪の多い食事はある程度控える様にすべきであると言えるでしょう。その代わりに増やしたいのが不飽和脂肪酸を含むマグロやイワシなどの青魚です。

不飽和脂肪酸とはDHAやEPAとして知られており、健康に良い成分としてもよく知られるようになってきています。

また野菜などの食物繊維を積極的に摂取することも血中コレステロールを低下させる作用がありますし、適度な運動も効果的であると言えます。

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