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人間ドックでやっておきたい「がん検診」

日本人の寿命は、世界に類を見ない速さで伸び続け、いまや日本と言う国は世界一の長寿国になりました。けれども病に冒されただ生存しているだけだったり、年齢を重ねて長い間寝たきり状態になってから何十年も生き続けることが果たして幸福と言えるのかと言う疑問がよく聞かれます。

せっかく世界一長寿の国になったのなら、せっかくだから健康でイキイキとした生活を送れる健康年齢をのばしたいものです。

 

早期発見を目的とした人間ドック

そして自分の体を病気から守るためには人間ドックなどを受診して病気を早期に発見することが大切になります。

通常人が医療機関にかかるのは病気にかかってその治療のためや、気になる症状があるときです。けれども唯一健康な人が病院に出向くのが人間ドックなどの検診を受診するときです。

自治体や自分が所属している会社などで実施される定期健康診断を受けているので特に人間ドックを受ける必要性を感じないと言う人は少なくないのですが、ごく基本的な少数の項目しか行わない定期検診だけでは知りえない病気の早期発見を目的とした検査、それが人間ドックです。

追加したいオプション検査とは

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ただし、精密検査やある特定の臓器について詳しく検査すると言うものではなく、生活習慣病などに関する全身の健康状態を調べるためのものです。

そのため医療機関によってはより詳しくピンポイントで検査ができるオプション検査を用意しているところが多く、例えば近親者に脳卒中の人がいて心配な人は脳ドック、喫煙していた影響が心配な人は肺ドック、乳がんや子宮頸がんなどの婦人科系の検査など、さまざまな検査項目をオプションとして追加することができます。

それらの料金や項目については医療機関によって異なりますが、日本人の死亡原因の第一位ががんであることを考えれば、できれば人間ドックを受診する際にガン検診を追加するのが望ましいと言えます。

がん検診追加で早期発見しよう

がんは誰にでもかかる可能性がありますが、早い段階で発見することができれば現在は治る可能性の高い病気でもあります。

一般の人間ドックを受けているので安心だなどと思わず、がん検診によってもしもがんにかかっている場合でもまだがん細胞が小さな初期の段階で発見できて治療に繋がれば、命を落とさずに済む可能性はぐんと高まります。

人間ドックでがん検診を追加するには自己負担がかかりますが、健康と引き換えにすることはできません。

自分の体の状態を定期的に確認し、少しでも健康寿命を延ばし、生涯健康で過ごせることを目指すようにするのが理想です。

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