人間ドックに関する情報をお届けします!

人間ドックの前日の飲酒は大丈夫なのか

人間ドッグを受ける際には、必ず血液検査や尿検査をすることになります。
毎日晩酌などをしている人は、肝臓に大きな負担をかけていますので、人間ドッグの前日に過剰なアルコールを摂取しますと、肝臓の機能を判断するγGTPという成分の値が高くなり、再検査をしなければならないことになります。

また、糖尿病を患っている場合には、血糖値が高くなることも多いので、前日には飲酒や食べ物などを控えるように努力する人もいます。

しかし、日々の生活の不具合を調べるのが人間ドッグです。

日頃の生活のまま受ける

前日や数日前に常日頃の生活をせず、検査結果が良くなるように努力するのはいかがなものかと思います。
本来ならば、いつもの生活をしてどの程度の健康状態なのかを調べることが必要なのです。

検査前の対策として、常日頃の生活ではない状態で検査を受ければ、良い結果になることもあります。

人間ドックは、大手の会社ですと、社内の保健センターなどで受けることになります。

健康的で仕事に支障のあるような病気を見つけたくない場合には、付け焼刃のような感覚で、検査前のみ生活習慣や食生活を改めたいと思う人は多いですが、根本的に日々の生活が健康的か否かはわかりませんので、例え、悪い結果になったとしても、通常の生活習慣のまま、人間ドックを受ける方がよろしいです。
それでなければ、本来の健康状態を知ることはできません

会社では健康管理をしているかを重視

会社ではご自身の健康管理をいかにしているかということも重視します

毎日飲酒をしたり、喫煙をしている人は、決して健康的な生活をしているとは言えません。

いくら毎日の晩酌が好きでも、人間ドックの前だけアルコールを控えるなどの対応はしない方がよろしいのです。
飲酒をすれば、てきめんに結果に現れます。

異常値があると再検査

異常値がありますと、再検査をする必要もありますので、悪い結果にならないように準備することもある意味では大切なことなのかもしれませんが、年齢を重ねるにしたがって、あらゆる病気の原因となりうる人間ドックの結果が生じることは仕方のないことです。

万が一、悪い結果が出ましたら、日常生活や食生活を改めるように努力をすればよろしいので、結果ばかりに気を使う必要は全くないのです。

言い方は悪いですが、検査結果の偽造をするために、検査の前だけ健康的な生活を送ることはナンセンスです。

何のために人間ドックを受けているのか理由を考えた方がよろしいです
変に検査対策をするよりも、自覚できないような病気を知るための人間ドックなのです。

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