人間ドックに関する情報をお届けします!

人間ドックには保険がきかない?

人間ドックは現在注目を集めている医療サービスです。

健康なうちから定期的に検査をして大きな病気を未然に防ごうという趣旨の下、多くの人が利用する新しい種類の医療サービスとして注目を浴びています。
一人でも多くの人にとって人間ドックが健康を維持するために役立つことを願って今日も全国の医療機関で実施されているのです。

人間ドックの今と昔

現在の様に人間ドックが身近な存在になったのは比較的近年になってからであると言えます。
それまでは職場の健康診断というものはあっても充実した検査の数々を受けることが出来る人間ドックというサービスを利用する人はそれほど多くありませんでした。

非常に充実した検査を一通り受けるためには非常に長い時間が必要になりましたし、そもそも気軽に受けることが出来る医療機関が存在していなかったのです
そのため人間ドックを病院に泊まりがけで受ける必要がありました。

しかしその様な医療サービスを受けることが出来るのはある程度裕福な層に限られていたのです。
その原因の一つが健康保険の適用されない医療サービスであったという点にあります。

健康保険が利用できない理由について

一般に健康保険は怪我や病気に病院にかかった際に利用される仕組みになっています。
健康保険の加入者全体で資金を出し合い、病気やけがで治療費が必要になる人の負担を軽減しようというのが日本が世界に誇る仕組みなのです。

しかし人間ドックを受ける時点では健康であるのが一般的であり治療ではありません。

又自分自身で受けたい検査を決めることが出来る点からも健康保険の適用対象にはならないのです。
そのため数万円と言う金額が必要になってしまうという状況になっているのです。

この負担は殆どの人にとって重たい自己負担であると言えるでしょう

健保組合の補助金制度

しかしながら健保組合も健康なうちから定期的に検査を行い大きな病気の早期発見、早期治療につなげることは将来の医療費の増大を抑える機能があると考えています。
そのため積極的に補助金を支給している健保組合も少なくありません。

年齢制限があったり、一年に一回などの利用制限はあるものの、少ない負担で人間ドックを受けることが出来るようになり、かつてに比較して格段に身近なものになってきています

そのため保険がきかないという現実はあるものの、誰でもある程度負担を軽減してこの医療サービスを利用することが出来るように仕組みが変わってきているのです。

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