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人間ドックでの画像診断データは入手可能?その際の費用とは?

人間ドックでは画像診断と呼ばれる検査がいくつか存在しています。

例えば胸部X線検査、胃部X線検査などを代表とするX線検査関係がそうですし、他にも超音波検査の画像や脳ドックなどで使用されるMRIでも磁気の共鳴を利用して画像が作られます。

この様な検査結果については医療機関によっては入手することが出来る場合もあります。しかし種類によっては原本しか存在しないため引き渡しが出来ない場合もあります。

引き渡しが出来ない場合について

例えば人間ドックでも定番で行われている胃胸部のX線検査は最近ではデジタルデータでの管理を行うことが増えてきていますが、少し前までは一般の写真と同じくフィルムに焼きつけるという形で検査を行っていました。

そのためフィルムは一つしか存在しないという状態が一般的だったのです。

又医療機関には一定期間の保存義務が課せられますので、その原本を容易に引き渡すということが出来に状況にありました。

現在でも同じような環境で検査を行っている医療機関の場合には写真の引き渡しが出来ないということも発生し得ると考えられます。

引き渡しが可能な場合について

前述した事情により人間ドックの結果として原本しか存在しない場合は写真の引き渡しは出来ません。

しかしながら比較的新しい設備では一品物の写真ではなく画像データとして検査結果を管理する手法に変わってきているのです。そのため要望がある場合にはデータの複写を行うことが出来るようになってきています。

一般的にはCD-Rに画像データを入れて写真を手渡す方法がとられるようになってきました。

この方法であれば複製をつくることも容易であるため、人間ドックを行っている医療機関では無料、あるいは有料での引き渡しを行っているケースが存在しています。

無料での引き渡しが出来ない場合

一方人間ドックを受けた場合であっても複製データの受け取りに費用がかかる場合があります。

例えばCD-Rを使ったデータ提供でも一定のコストがかかっているということを意味する場合もありますので、その辺りの考え方は医療機関ごとに異なっていると言えるでしょう。

しかし殆どの医療機関で無料対応が出来ないものとしてはデジタルデータをドライイメージフィルムに焼きつけた場合であると言えるでしょう。

近年ではX線写真やMRIの結果を敢えてフィルムで欲しがるケースがあるのですが、フィルムのコストは決して安いものではないため、それ相応のコストがかかることを理解しておく必要があります。

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