人間ドックのPET検査(陽電子放射断層撮影画像診断)について
人間ドックは病気の早期発見、生活習慣病の予防と言った目的があり、自覚症状を持たない人が受診する事で健康状態の把握が出来ます。
サラリーマンの場合、1年に1度の割合で健康診断を受けていますが、個人事業を手掛けているいとや専業主婦と言うのは健康診断を受ける機会が無いため、自分の健康状態の把握をする意味においても1年に1回は人間ドックの受診が必要と言えましょう。
また、健康診断だけでは自分の健康状態に不安を感じる人なども多く、会社で実施する健康診断以外にも、気になる部分を念入りに調べて貰いたいと言う人は少なくありません。
検査施設によりプランは色々
人間ドックの検査メニューは検査施設により様々ですが、基本となる検査メニューは身長や体重、視力、聴力、心電図、血液採取、尿検査および検便、肺のレントゲン、バリウム検査といったものになります。
また、バリウム検査ではなく、内視鏡を使った検査がメニューに含まれている事もありますし、基本的な検査にオプション検査を追加して受診する事が出来る検査施設もあります。
例えば、大腸ガンの検査は内視鏡を肛門から挿入しての検査で、大腸ガンの早期発見に役立てる事が可能になっており、ガンは遺伝性などもあるため、両親や祖父・祖母などがガンの経歴を持っている場合など、検査を受ける事で1年間安心と言う事です。
気になる部分を念入りに検査
人間ドックにはオプション検査と言うものが設けられており、中でもPET検査は小さなガン組織の早期発見に役立てられる事からもこの検査を選ぶ人も少なくありません。
PET検査は陽電子放射断層撮影と言った意味があり、ブドウ糖に似た薬剤を体内に注入すると、ガン組織がその薬剤に集まり、その様子を撮影すると言う比較的新しい検査方法です。
検査を受けるためには、最初に薬剤を注入し、約1時間安静にしている必要があり、その後でPET検査機を使ってガン組織の有無を確認すると言う検査方法になります。
ガンは小さな状態で発見出来る事で、完治する可能性が高くなる事からも、人間ドックの検査の中でも注目を集めていると言う事です。
PET検査が出来る検査施設
人間ドックの検査を受ける事が出来る病院にはそれぞれ検査機があり、対応する事が出来る検査と出来ない検査があります。
PET検査についても、検査機がある病院や検査施設を選ぶ事で、人間ドックのメニューに含まれている検査コース、オプションでPET検査を受診する事が出来るようになっています。