人間ドックに関する情報をお届けします!

人間ドックとは?【内容と費用負担・良い病院の選び方】

日本人の寿命は医療の発展とともにどんどん伸びて、今では世界一の長寿国としても知られるようになりました。たしかに寿命は延びたのだけれど、健康にイキイキと過ごせる時間が延びたのでなければあまり意味がありません。

そのために普段から自分の健康には気をくばる必要があります。

そしてそのための第一歩が健康診断を受けて自分の身体の状態を把握することです。

人間ドックを受けることで得られるもの

居住地の住民を対象に自治体が行う住民検診や、職場で受ける健康診断などさまざまなシーンで健康診断を受ける機会があります。最近では一部自己負担を求められるのが一般的になりましたが、費用は本当に安く済むものがほとんどです。

しかしより詳しく自分の健康状態を把握するためには人間ドックを受診することが効果的です。一般的な検査項目よりもさらに細かく丁寧な検査を受けることができるため、自分では自覚症状がないようなものでも、実は重篤な病の初期段階だったりするものも発見しやすくなるのがメリットです。

通常は具合が悪くなってから病院に行くと言う人でも、定期的に人間ドックを受けることが自分の健康に目を向ける良い機会になり、いわば転ばぬ先の杖であっても、十分に受ける価値があります。

人間ドックの内容と費用負担

人間ドックは病気の人ではなく、いわば健康な人が受けるもののため健康保険の適用にはなりません。そのため人間ドックの料金は各医療機関が決めることになり、料金が場所によって違うことになります。

さらに検査項目や受けられるサービス内容についても施設によって変わるので、実施してくれる検査項目や受けられるサービス内容が自分が希望したものとあっているかどうかを自分自身でよく検討して選ぶ必要があります。

費用負担の面では一概に高ければ評判が良いとは言えないものであり、あくまでも開示されている情報などを元に自分で真の評判を確認して選ぶ必要があります。

良い病院の選び方

人間ドックの費用は自己負担ですが、加入している保険組合の規定によって一定額の補助金を受けられるケースもあるので事前にきちんと調査しておくようにします。事前に手続が必要なケースなども考えられるため、必ず自分の加入する健康保険組合に相談することがおすすめです。

評判の良い人間ドックの施設を選ぶときにその費用だけでは判断することが出来ません。

いくら自己負担だとはいえ、価格の安いところを選べば満足といったことはないのは勿論ですが、価格が高ければよいと言うわけでもありません。

ひとつの目安として当日に結果を出すところは避けるという方法もあります。

例えば半日検診で午後にはすべてのデータを分析して結果を出してくれると言うのは実質は不可能なことなので、一見すると合理的なように感じられますが、結果の正しい判断にはやや疑問が残るためです。

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