人間ドックのドックトーク

人間ドックは自分の健康を守るためには非常に役立つ医療サービスです。しかしハードルとなるのがその高額な検査費用であると言えるでしょう。

最近ではこの有益な医療サービスが受けやすくなるように各種の補助金が出る場合が少なくありませんが、誰でも自動的に得られるわけではありません。

出るのかどうかはしっかりと確認しておくべきでしょう。

職場などが独自に補助金を出す場合

企業によっては従業員の健康維持のために独自の補助金制度を用意している場合もあります。

人間ドックの場合はいわゆる定期健康診断の様に企業側に受診のための仕組みを用意する義務はありませんので、もしも会社で対応してもらうことが出来るのであればそれは非常に恵まれた環境であると言えます。

この場合は自分がその対象になっているのかどうかは職場に確認を取るのが良いでしょう。年齢や時期を条件にしているケースがありますので要注意です。

健保組合などの補助金を出す場合

健康保険を管理している健康保険組合が人間ドックの受診を推奨する意味で支援をしてくれるケースが少なくありません。

健保組合によって様々な取り組み方が存在しているため非常に様々な種類が存在しているのですが、一般的には一年に一回を上限として一定額の支給や、人間ドックを受診した場合の料金の一部負担などの助成を受けることが出来るケースが多くなっています。

全くの無料で受けられるケースもあれば、自己負担を必要とする倍もあります。また必ず何かしらの助成制度が用意されているわけではないという点も注意が必要です。

この点についてはしっかりと調べておくべきであると言えるでしょう。健保組合の広報やウェブサイトなどの情報を参照にすることが推奨されます。

健保組合から補助金を得る一般的な条件について

健康保険組合が人間ドックの受診に対してその費用の一部を助成するのは、この様な医療サービスを利用することが将来的な医療費の増大を抑制する効果があると見込んでいるからであると言えます。

そのため補助金を得るためには健保組合の指定する条件を満たしている必要があるのです。

一般的には健康リスクが高まる年齢層に達してから助成が始まるケースが少なくありません。およそ３０～４０歳程度以上の年齢層を対象にしていることが多いのです。

また検査内容も自由に選べるわけではなく、指定項目の全てを受けることを条件としている場合が少なくありません。助成金を得るのであれば条件を満たすように行動するべきです。