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人間ドックって必要?それとも不必要?

会社などに勤めていれば、毎年一度は健康診断を受けているはずです。
しかし、こうした健康診断は必要最低限の検査しか行われないため、病気によっては見落とされてしまう可能性も否定できません。

そのため、健康志向の強い方の中には、こうした健康診断以外に人間ドックを受けているという方も少なくありません。

ただ、人間ドックは時間もかかりますし、費用の負担などもあるため、本当に必要なのかと疑問に思う方もいることでしょう。
そこで考えたいのが、人間ドックは必要なのか、それとも不必要なのかということです。

人間ドックと健康診断の違い

人間ドックは不必要と考えている方の意見には毎年、健康診断を受けているからという理由があります。確かに健康診断で問題がなければ、差しせまった脅威はないといえるかもしれません。

しかし、先述したように健康診断は必要最低限の検査であるため、腹部超音波検査や胃カメラなど病気を見つけやすい検査は含まれていないはずです。
そのため、病気によっては発見が遅れてしまうリスクなども出てきてしまうのです。

このようなことから二つの違いは、どれくらい病気の予防や早期発見ができるのかという点にあるといえます。

人間ドックには明確に定められた検査内容などはありませんが、健康診断よりも充実した検査が行われているのは確かですし、人によって気になる個所を特に入念に調べられるオプション検査なども用意されているため、病気の予防や早期発見などに適しているのです。

年齢によっては不必要?

12-30

人は年齢が高くなるにつれて病気のリスクもあがってきます。
多くの場合、40代以降からなんらかの不調を抱えることが多くなり、生活習慣病のリスクも高まってくるとされています。

このようなことから考えれば、通常の健康診断以外で健康管理を行いたい場合、人間ドックという選択肢もあるといえるのです。

しかし、逆をいえば、病気のリスクが低い若年層の場合は不必要な検査も多いといえます。
特に20代や30代前半は、命に係わる病気になるリスクは低く、通常の健康診断でも問題ないでしょう。

ただし、婦人科系のガンなど家系的に罹患する可能性のある病気があるような場合は、健康診断とは別に専門の検査などを受けた方がよいといえます。

健康管理の指標としては優秀

人間ドックは全身の健康に関わる検査が充実していますので、通常の健康診断よりも精密に自分の現在の身体の状態を知ることができます。

健康管理でもっとも大切なことは自分の身体の状態を知ることですので、そうした意味でもある程度の年齢をむかえたら、一度は健康管理の指標とするために受けておいた方がよいでしょう。

そうすることで検査結果をもとに生活習慣や食生活を改めるなど健康的な生活を送るために必要な行動をとることができるようになるのです。

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