人間ドックで大腸CTが出来る病院は
人間ドックも病院やクリニックによって内容が違います。
勿論基礎項目に関しては、どこも変わらず受診することができますが、CTやMRIは、検査機器自体が高額な事と場所が必要な為、大きな病院であればある程度のものはありますが、良く調べて受診しなければ、目的の検査ができない場合もあるのです。
大腸CTの検査
特に最近増えてきた大腸CTの検査はまだまだ実施されているところが少ないのが実情です。
今までは内視鏡検査で行っていた大腸の検査が大腸CTによって簡便化されただけでなく、内視鏡検査で、痛みや異物感を持ち苦しんでいた方にとっては大変ありがたい検査と言えるでしょう。
ただし大腸CTで検査できるのはベッド病変の形だけである事も留意しておく必要はあります。
現在大腸CTでの検査を行っている病院は、関東では健診会東京メディカルクリニック、国立がん研究センター、Kクリニック山王、浜崎医院等があります。
関西ではきむらクリニック、大手前病院等。
九州では、船越内科医院、松尾内科医院等が知られています。
今までの内視鏡検査と比較
大腸CTは、今までの内視鏡検査と比較して、受診される方の痛みや苦痛がない事の他にも、より短時間で済むという利点があります。
本来であれば、人間ドックであっても時間がかかるものは緊急性がなければ受けない事もあり、オプション項目となっている事も多い検査ですが、上記のような病院であれば人間ドックの検査項目に入れておいてよさそうです。
現在はまだまだ普及していない検査法ですので、自ら調べて受診しなければ簡単に受ける事は出来ませんが、都市部にお住いの方であれば、上記の病院を目安として、更に近くにないか調べるのも良いでしょう。
人間ドック自体の主な目的
人間ドック自体の主な目的は、病気の元となるものがないか、或いは健康の基準とする数値と、著しく異なるものはないかを検査するものです。
始めから精密に検査できるに越した事はありませんが、先ずは怪しいかどうかを診るのです。
そして自覚症状等がなくとも早期発見、早期治療が出来るのが一番ですし、問題がなかったとしても、これから維持する為にはどうしたら良いかと言う指針を与えてくれるところでもあります。
つまり、より簡単に時間をかけずに検査できる方が、定期的に受診しやすく、健康に留意する気持ちが育まれやすくななります。
これから徐々に大腸CT検査も普及していく事になりますが、現在ではまだ少ない上記の病院で受診してみる事でしっかりと自身の健康について考えていきましょう。