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レディースドックとは【女性特有の病気を早めに見つけよう】

レディースドックとは、通常の人間ドックに加えて女性に特有の病気発見率が高まる検査がついている検診です。

女性特有のがんは年齢を問わずリスクがあるので、20代になったら1年に1回の検査が望ましいとされています。

レディースドックを受けるメリット

女性特有のがんには、乳がん、子宮頸がん、卵巣がん、子宮内膜症、などがあります。
レディースドックはこれらの女性に特有の疾患を調べるのに役立ちます

乳がんや子宮がんは、自覚症状がないまま進行してしまうことも多いです。
早期発見であれば簡単に治せたものが、進行してしまうと全身に転移してしまったり、腫瘍が大きくなりすぎて摘出できなくなる、などということもあります。

治療によって乳房や子宮を失うことになるなど、精神的なダメージも大きいです。

早期発見できれば、心身に負担をかけずに治療できる確率が高くなります。

年1回を目安に検査

年に1回受けることで、乳がんや子宮がんの早期発見につながります。

「20代だと若いから、がんにならない」という人もいるかもしれませんが、子宮の入り口にできる子宮頸がんは20代で発症率が高いがんです。

若いと細胞の分裂スピードが速いために、がん細胞が増殖してしまうのも速いです

20代でも油断せずに、人間ドックを受けておいたほうが良いでしょう。
子宮頸部細胞診、乳腺超音波(エコー)がオススメです。

30代後半になると、今度は乳がんのリスクが高くなります。
なので、30代になったら20代の検査に加えて、マンモグラフィ検査を受けておくのがオススメです。

40代と50代女性の人間ドック

40代、50代になると、がんのリスクがかなり高くなってきます。

40代では乳がん、卵巣がん、子宮内膜症のリスクが高くなるので、定期的に検診を受けるようにしましょう
40代を過ぎたら、子宮頸部細胞診、マンモグラフィ、乳腺超音波(エコー)に加えて、子宮体部(内膜)細胞診も人間ドックの検査に加えるようにしましょう。

乳がんは40代を過ぎると急増しますが、それ以前の年齢でもがん家系の人は早くから検査を受けておいたほうが安心です。

「検査は恥ずかしいから嫌だ」という人も少なくありませんが、女性特有の疾患を早期発見するには細胞診は非常に役立ちます。
年に1回受けて自分の身体の状態を確認することで、より適切なセルフケアができるようになります。

人間ドックを活用して、健康で長生きできるようにしましょう。

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