人間ドックが必要な年代とは
人間ドックは知っているけれど、実際に検査をした事はないという方はとても多いのではないかと思います。社会人であると、通常の健康診断は会社の費用負担で行う事ができるけれど、人間ドックは会社負担で行う事は少ないですし、保険も適用されない為に高額であるイメージを持つ方が多いようです。
ですが、できるならば人間ドックは定期的に受ける事がお薦めです。
人間ドックを受ける歳について
どのような年代から受けた方が良いのかわからない、また、まだ自分は若いから必要ないだろうと考えている方は多いと思います。
この年代からは絶対にというものはありませんが、実は皆さんが考えているよりも早い30代ぐらいから受ける事をお薦めします。
30代の方ははまだまだ若いのだから、必要ないだろうと考えている方が多いと思います。
ですが、逆に若いからこそ自分の体を過信し過ぎてしまい無理をしている可能性も高いのです。健康診断では必要とされる最低限の検査しか行わない為症状の現れにくい病気は発見できない場合が多いのです。
30代ぐらいの年代から詳しい検査をしてみると頭の中に小さな脳梗塞が見つかる方も多いです。飲酒や喫煙、不規則な生活をしている方は要注意と言えます。
癌は若い世代にも出る病気
また、日本人の死因の上位を占めている病気に癌があります。
癌には様々な種類があり、沈黙の臓器と言われる程進行するまで症状が現れないものもあります。肝臓やすい臓がその沈黙の臓器と言われるものですが、飲酒をしている30代40代ぐらいの方でも発症される方はいます。
このような症状が現れない癌は症状が出てから病院に行き治療をしても根治が期待できる外科手術等はできない可能性が高いのです。このような病気は定期的に詳しい検査をする事で早期に発見できる可能性が高くなります。
また、女性の場合は最近は少し前に芸能人の30代の女性が乳癌を公表して話題となりましたが、30代ぐらいの若い年代から乳癌や子宮癌等になる方が増えています。
食生活の乱れは注意したい事
このように最近は食生活等の変化から若いと言われる年代から癌や様々な病気になる方が増えています。上記のような理由から、早期発見早期治療の為にも若いうちから定期的に人間ドックを受ける事がお薦めです。
費用は確かに通常の健康診断と比べると高めとはなりますが、保険適用でない分病院により費用が大きく違うというのも特徴です。
最近は以前と比べると比較的費用の安い病院等も出てきていますので、様々な病院を比較して負担の少ない病院を探すこともできるかと思います。