人間ドックに関する情報をお届けします!

人間ドックの日帰りコースで検査できることは

人間ドックは現在、1日日帰りコースと1泊2日コースの2種類が一般的です。

人間ドックの検査後には、検査で出た数値の説明やこれからの健康指導なども行われ、定期的に人間ドックを受ける事の重要性が自覚できるようになっています。

基本検査のみで十分?

1日日帰りコースの場合、問診を行った後、身長、体重などの一般計測、脈拍数、心拍数などの循環器系、胸部X線などの呼吸器系、消化器のXなどの消化器系、血液検査による肝臓、膵臓の検査、腹部エコー、尿検査、糖尿、腎機能検査、膠原病、梅毒などの検査、血液型検査、体力測定などが一般的に行われます。

人間ドックの1日日帰りコースでも、要望があればオプションとして他の検査も可能ですが、自覚症状がきつかったり、基本の検査で異常が見つからなければ、この基本検査で十分です

定期的に人間ドックを受ける事の重要性

自覚的に検査の必要性を感じなかった人も、一般的に健康な人とどれくらいの差があるのかを数値等によって如実に理解できる為、じっくりと時間をかけるようなコースでなくても、定期的に受診されることが勧められています。

特に加入している保険組合によっては、人間ドックの受診案内が送られてきたり、受診のお勧めをされたりするのを良い機会と捉えて、受診されるのが良いでしょう。

日帰りでは、1日かかると言っても思ったほど時間を要するわけではありませんし、その反面しっかりと様々な角度から検査をしてくれる為、小さいな病気であれば早期発見早期治療ができる可能性が格段に上がります

例えば、ロコモティブシンドロームと呼ばれ、最近啓発されている運動不足は、発展すると糖尿病などの生活習慣病となり、最終的には透析が必要な状態となったりしますが、この簡単で日帰りで済む検査を受けることによって、血糖値が高いことが分かれば、自覚症状がなくても運動する必要性が認識でき、又その運動に関しても、どのような運動をどのくらいの頻度で行うかについて、説明や指導をしっかりしてくれることも大きな利点の1つとなっています。

検査によって病気を発見することが大切

検査機器が発達した現代医学では、自覚症状の少ない初期の病気に関しても、しっかりと発見し、発展する前に様々な対策や方法を提示してくれるので、定期的に受診することで、自身の啓発のみならず、周囲の家族や友人等への安心の材料ともなります。

病気はなってしまってからでは、治療を受ける時間と労力は跳ね上がりますので、未然に防ぐことが一番大切で、このような検査によって発見することが大事なのです

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