人間ドックのドックトーク

人間ドックは、日常生活での不健康状値を見つけて、生活習慣を見直すための指針を得るものですが、会社によっては、体調が悪いと自己管理ができていないと判断されて、嫌な思いをすることもあります。

人間ドックを受ける前には、少なくともお酒は喫煙をしないように対象する人が多いですが、一時的に健康状態であっても、本来は不健康な状態もありますので、無理に人間ドック前に、体調を整えるように、喫煙をひかえることや、食事、アルコールなどを前日に控えることはナンセンスです。

自身の体調を判定するのが人間ドック

働いている会社の基準を意識することも必要なことだと考えられますが、純粋にご自身の体調が良いか否かを判定してもらえるのが人間ドックなのです。

喫煙もアルコールの摂取も体調に良いことではありません。

しかし、体調の悪化を喫煙やアルコール摂取に結論づけられますと、ストレスを抱えて日々過ごしている人にとっては、厳しい状態になってしまいます。
人間ドックを受ける数日前から検査対応をする人もいるはずですが、ご自身の本当の状態を理解するためには、常に日頃生活している状態で検査することが大切なのです。

悪いところが見つかったらラッキー

もし、人間ドックで、悪い箇所が見つかればラッキーだと思わなければなりませんし、検査のために準備をして、異常なしと判断されても、ご自身の生活をそのまま検査してもらうことにはなりません。

アルコールや喫煙は、血流を悪くすることになりますので、検査結果は良くはなりません。
当たり前のことです。

しかし、日常生活の状態をしっかり検査するべきです。
一時の検査結果の良し悪しでなく、長期間に渡る健康状態を知るべきで、悪いことがあればすぐに対処するようにすることが大切なのです。

特に糖尿病を患っている人は、日頃の食生活が大切ですし、適度な運動をすることが大切です。
検査の前日に健康的な結果がでるように努力することは、効果はありません。

日々の生活をしっかりと

前日だけではなく、数日前から検査対応をすることも必要ですし、何度も申し上げる通り、日々の生活をしっかりしていれば良いのです。
健康診断をしますと、結果を見て、体調の悪さを理解する人もいます。

血液検査などので具体的な数値がわかってしまいますので、数値を意識する人がとても多いのですが、数値だけではわからないこともあります。

喫煙やアルコール摂取のことばかり考えるのではなく、日々の生活習慣が正しいか否かを判断するために人間ドックをうけるべきなのです。

自分では認識できないような病気を見つけてくれるのが人間ドックなのです。