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おすすめの全身人間ドックとは

人間ドックと脳ドックを合わせたのが、全身ドックです。

人間ドックは脳以外の消化器メインの検査、脳ドックはMRIを使った検査となります。

ここでは、全身人間ドックのメリット、おすすめの検査、受けておきたい人、について説明します。

脳まで調べるメリット

人間ドックは一般健診に比べて、胃がん、肺がん、大腸がん、などのがんの発見率が高いです。通常の健診では胸部X線くらいしか、がんを発見できる検査は行われません。

それに対して、人間ドックでは初発の全身のがんを発見することができるのがメリットです

しかし、その検査項目には脳の検査は入っていません。

全身ドックの検査項目

全身調べる場合の検査項目は、身体測定、尿検査、血液検査、眼科検査、耳鼻科検査、呼吸器検査、循環器検査、動脈硬化、骨密度、といった項目に加えて、脳検査も行います。

脳の断層撮影および血管撮影が可能なMRIを使って検査して、総合指導なども行われます

また、ただの人間ドックでは行われない尿沈渣(尿検査)、LDH・CHE・ZTT・LAP(肝機能)、血液像(血液学的検査)、腫瘍マーカー(CEA)、肺機能検査(呼吸器)が行われるのが特徴です。

体じゅうを調べることになるので、ゆっくり調べられる1泊2日のコースがおすすめです。
1泊2日といっても、施設によって食事が豪華だったり、宿泊施設が温泉だったり、などというところもあるので、検査だけだと気が重いという人はそのようなプランを利用しても良いでしょう。

受けておきたいのはどんな人か

全身ドックを受けておきたいのは、60歳を超えた人です。

50歳になると徐々に動脈硬化の影響が出てきて、人間ドックの動脈硬化検査の意味が重くなってきます。
さらに60代に入ると動脈硬化が進み、心臓や脳にまで影響が出てくる可能性があります。

心臓に影響が出れば狭心症、心筋梗塞、脳に影響が出れば脳梗塞、など命に関わる病気になることもあります。

近年では高齢化が進んでおり、以前までは存在感が薄かった脳ドックにも重点が置かれています
脳梗塞だけではなく、認知症の影響なども兼ねたアンチエイジングにも役立ちます。

60歳を超えた人は、今後の医療費を少なくするためにも検査を受けておくと良いでしょう。

一人で検査を受けるのが不安であれば、夫婦でペアで参加するというのもありです。
宿泊旅行も兼ねて参加できるプランもあるので、旅がてら検査してもらうというのもひとつの方法でしょう。

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