人間ドックに関する情報をお届けします!

子宮がん検査がセットになっている人間ドックについて

日本人の死亡原因の上位になっているがんは早期発見、早期治療が重要であるため国はこれまでがん検診推進事業を行っており、子宮がんについても特定の年齢になると居住区の自治体から子宮頸がん検診の無料クーポンが配布されるようになっています。

しかしクーポンが届いてからでは遅い場合もあるため、人間ドックの際に調べてもらうことで手遅れを防ぐことができます。

感染で発生する子宮頸がん

細胞分裂の過程でがん細胞が発生するのが一般的ですが、子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染することで発生します。
感染後5年から10年程度かけて増殖するため、性交渉の経験が早くて感染してしまった人は若い年齢でも発症します。

昔はがんも高年齢になると患う病気と考えられていましたが、子宮頸がんは年齢や生活習慣などは関係ありません。
性交渉の回数が多い人や妊娠出産の経験が多い人、中絶や流産の経験がある人なども受けておいた方が良いです

子宮の出口部分から細胞を取り、顕微鏡で調べる細胞診を行うことが一般的です。

50歳以上になったら子宮体がん検査

閉経後に患いやすいのが子宮体がんであり、肥満の人や妊娠経験が無く月経が不順な人もなる可能性があります。
不正出血が続く人も調べておいた方が良いです。

採血による腫瘍マーカーや遺伝子検査、超音波検査など医療機関ごとに行われる検査に違いがあり、複数を組み合わせて行われることもあります。

ゆっくりじっくり1泊して人間ドックを受ける

一般的な人間ドックメニューに、子宮がん検査も加えると長時間かかることもあります。

日帰りでできるものが人気になっていますが、時間に追われながら行う検査では数値に影響が出かねませんから、時間に余裕を持ってできる1泊して行える人間ドックに申込むと良いです

すべての医療機関で実施している訳ではないので確認が必要となり、早めに申込まないと宿泊施設が満員になってしまうことがあります。
高級ホテルで1泊し夕食や朝食を食べることができるなど、病院以外の施設に宿泊できるプランを導入しているところもあります。

子宮がん検査が伴っていて宿泊することもできる人間ドックは、レディースクリニックにて取り扱いが多くなっています
オプションを付けることが可能な場合もあって、就寝中に無呼吸症候群の検査を実施してくれる病院も多くなってきているので、気になる人は相談を行うと良いです。

人間ドックの結果はすぐに判断が出るものも多いですが、子宮がん検査は判定に数日かかる検査方法もあります。

関連記事