人間ドックが混雑する時期は?
人間ドックは、現在では病院であればどこでも受けられる可能性が高い検査の1つです。
しかしながら、大きな病院ほど受診患者が多く、他の病気の診察や治療でも混雑する為、いついっても混雑している印象を持ちがちです。
混雑する時期と比較的余裕がある時期
しかしながら、人間ドックにも混雑する時期と比較的余裕がある時期とがあります。
これは、仕事が忙しい時期は必然的に仕事を優先する為、人間ドックを受診する暇がない時が比較的余裕がある時期であり、逆に企業や団体等が申し込んでくる時期は人間ドックが混雑する時期になるのです。
つまり、一般的に休みを謳歌しているような、1月、2月は人間ドックが比較的余裕を持って受けられ、4月や8月などの仕事始めやお盆の後などは比較的混雑しているというのが一般的な状況となります。
余裕を持って受診する
人間ドックの場合、あくまでも早期発見早期治療の為の受診であったり、何も健康に支障を感じてはいないが、定期的に受診することで、自分の健康状態をチェックし、適切なアドバイスを貰う為の受診であることが本来の目的ですので、企業や団体で集団として受診する以外は、このように混雑する事が予想される時は出来るだけ外して、余裕を持って受診される方が良いのです。
なぜならどんなに誠実に、一生懸命仕事をしていても、人数が多ければ正確性や応対に完璧を求められなくなるのはどの仕事も同じですし、検査は正確であっても、個人個人の対処がずさんになってしまえば、折角心と身体を休める意味も含めた人間ドックであるにも関わらず、嫌な思いを全くしないという保障はどこにもないからです。
言い換えると、医療従事者に比較的余裕がある場合は、必要以上に丁寧に説明や応対をしてくれる可能性がありますし、それが医療従事者の本来の姿でもあるので、自分の身体をチェックするに当たって、最善の方法を選択することが望ましいからです。
検査に最適なときは冬
急に受けたいと思う人も多いかも知れませんが、それは普通に病院を受診しても良い状態であり、人間ドックを受診する際には、自分の時間と心にも余裕を持てるように、そして検査側の人達の比較的余裕が持てる時を見計らって、受診する事をお勧めします。
とりわけ、前述したような1月2月などは仕事上は年度末に当たってきますが、年始という比較的区切りのついた節目でもありますし、冬は運動不足で、飲食は過剰になりがちですので、身体の面から考えても検査に最適な時だと言う事ができるのです。
できれば半年から一年前くらいから打診されることをお勧めします。