人間ドックに関する情報をお届けします!

人間ドックを受ける理由は命を守る検査だから

あなたは、命を守るのは自分の心がけが大切と考えられる人でしょうか?それとも、誰かがどうにかしてくれると思っている人でしょうか?

自分を守るのは自分でしかありません。身体を守るためには、定期的に身体をチェックする必要があります。
ここでは、そのために必要な人間ドックの大切さについて触れていきます。

自分を守るのは自分

人間ドックは、学校や会社で受ける健康診断よりも詳しく身体を調べることができます。自費で検査を受けるので、お金がかかります。
「お金がかかるなら受けたくない」と考えるかもしれませんが、それは将来の医療費を底あげてしまう原因になるかもしれません。

病気は「たられば」の世界です。
「あのとき検査を受けていたら」「薬を飲んでいたら」治っていた、助かっていたかもしれないと後悔することが多いです。
その「たられば」を少しでも減らすために人間ドックは重要です。

自分で組み立てる検査

5-2

人間ドックのメリットは、受診者自身が検査を組み立てることができるところです
「有名な病院の人間ドックなら、医師に勧められているコースを選べば安心」「友達に勧められたクリニックの検査を受ければOK」という人もいますが、それは自分の命を守る検査にはならない可能性があります。

これでもある程度は網羅的に調べることができますが、検査項目に抜けがある可能性があります。せっかくオーダーメイドできる検査なのですから、自分の身体に必要な検査をピンポイントで選んで受けた方がいいです。
受動的な受診では、結局は必要な検査が受けられない可能性が高いからです。

何を受ければいいのか?

ではどんな検査を受ければ命を守るのに必要十分かというと、次のような検査です。

まず、血液検査・尿検査・血圧検査は基本中の基本で、健康診断で受けることができます
それに加えて受けておきたいのが、首から下までCTで輪切りにして見る検査・胃と腸の粘膜を内視鏡で直接見る検査の2つです。

たくさんの検査がありますが、肺がんや大腸がんの有無はこれでほとんどカバーできます。
従来のX線検査や便潜血検査よりはるかに高い精度で診断可能です。
脳や心臓に不安があるなら、脳のMRIと心臓の冠動脈CTを加えれば、脳卒中と心筋梗塞の予防もできます。

あと、女性は子宮頸部細胞診、男性は前立腺がんを確実に見つけられるPSAという腫瘍マーカーを選べば、ほぼ完璧になります。
これだけでも命を守るには大いに役立ちます。

関連記事